活動報告

2015年 活動報告

第20回(2015年)JAS協カナダ製材技術・製品視察団報告(ノーボードOSB工場見学)

と き:

ところ:

							太平ハウジング株式会社 中島 一真

まず工場見学前に事務所の一室に案内され見学するための注意点をまとめたビデオを観ました。徹底された安全管理に驚かされましたが、事務所にある家具がOSBで作られたものがたくさんありとても綺麗にできていて、初めてOSBの家具を見たこととその綺麗さに驚きました。

工場に入ると、ゴミ、おがくずなどのカスが全く落ちておらず、とても清潔で綺麗に整頓されていました。その理由として、以前他社で爆発事故があったため、州政府の監査がありそこでOKがでないと操業停止になるため、スタッフの中で清潔班が生産の空いたときにこまめに掃除し、綺麗な状態を保っているとのことです。こちらも、以前他社で72時間の操業停止の事例がありました。


去年の秋にこちらの工場は、20周年を迎え、1シフト16名で24時間の2シフト生産。全部で4つの工場があり計160名、年間4億2千万平方㍍、この工場では、年間30万立方㍍で材料は、主にパイン80%、アステン20%を使い、お客様の注文に応じた特別なものをOSBのストライドと接着剤の配合の変更や、幅、長さ、厚さを変えて120種類のものを生産出荷している。

生産工程から樹皮や破片なども工場内のエネルギー源やパルプチップなどとして使用し無駄のない環境に配慮しているということで、わたくしもこのことは見習わなければならないなと深く感じました。

最後に、今回の視察した貴重な体験を忘れることなく、自分の仕事に活かせていければと思います。

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