活動報告

2015年 活動報告

第20回(2015年)JAS協カナダ製材技術・製品視察団報告(レイクランド社 製材工場視察)

と き:

ところ:

							三井ホームコンポーネント株式会社 砂川 佳孝

5月21日プリンスジョージにあるレイクランド社の製材工場を見学しました。レイクランド社と聞いて自分には、聞きなれない社名でしたがアポロ社、ネチャコ社と同じ、シンクレアーグループの1社だそうです。

創業は、1960年代で150名の方が2交代で働き、勤続25年以上の熟練の技術を持った方が多いそうです。カナダにグループ会社3つの工場があり、グループ全体年間5億ボードフィート、レイクランド社で2億ボードフィートの生産をしています。

レイクランド社の特徴は、103,104,106,203,204,206のスタッドや北米向けのハイスタッドといった、スタッドに特化した製材工場です。

まず丸太にスキャナーかけ、歩留り、最適の計算をし製材に加工していくのですが、ここで一番驚いたのが、オペレーター室から、1名の作業者で機械の操作や、モニターでの監視ができてしまいます。

最終工程では、目視ではなくⅩ線の機械による含水率、欠点の選別をし製品になっていきました。

残念ながら、この工場では3年前に大規模の火災があり新規の製材ライン立ち上げ間もない事もあり、すべての機械の稼働状況を見る事ができませんでした。

最後に、最新鋭の機械、丸太から製材へと加工されるのを初めて見学でき貴重な体験ができました。今回の、視察団で得た経験を今後の業務に役立てていきたいです。
  • 工場外観(工場内撮影不可の為外観のみ)

  • 丸太置き場

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